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朝日連峰 夏山開きです!

大朝日嶽神社での山開き式典
▲宮司さんによるお祓い

 毎年6月の第3日曜日、朝日連峰の夏山開きが、鳥原山の大朝日嶽神社で執り行われます。環境省や各市町村、山岳会、山小屋、山岳遭難救助隊、警察等々の関係者が一堂に会し、朝日連峰登山の安全を祈願します。朝日鉱泉も毎年出席し、玉串奉納を行なっています。今年は前日までは荒れ模様の天気でしたが、当日は曇りから晴れへと上々の天気で非常に登りやすい年になりました。

 3年前から当時3歳だった息子を連れて登っていますが、今年は小学校1年生にして4回目の出席となり、朝日鉱泉からの片道4時間の鳥原山への登山道も、自分の荷物を背負って完登してくれました。去年からは2つ上の甥っ子も登っていますが、一緒になって競争するように頑張ってくれました。

山開き玉串奉納
▲一般参加者代表で子どもたちが玉串奉納
鳥原山の残雪で遊ぶ息子たち
▲やはり子どもは雪が大好き!疲れているはずなのに雪遊びに夢中です。

 式典では一般参加者代表で当日参加した子どもたちが玉串奉納を行ないますが、もう4回目ということもあり、その姿も何か堂々としていたような気がしました。「いつまで一緒に登ってくれるかなぁ」と思いつつも、現オーナーの父と子どもの頃ずっとこの山開きに来ていた自分の姿を重ね合わせ、時の流れをひしひしと感じました。
 帰りは天気も良くなり、エゾハルゼミの大合唱のなか、父(彼らにとっては祖父)がご褒美にくれることになっているビンのオレンジジュース(ビン入りのジュースを飲むことがほとんどない息子たちにはビン入りジュースは大変うれしいようです)を励みに頑張って下りました。これも、子どもの頃の私とまるっきり一緒でした。

イワカガミの花
▲ピンク色の鮮やかなイワカガミ。見ごろでした♪
▲帰りの登山道で見つけたエゾハルゼミ。日が射すと一斉に鳴きだします。
▲帰りの登山道で見つけたエゾハルゼミ。日が射すと一斉に鳴きだします。