朝日連峰、特に朝日鉱泉登山口側の山情報をお知らせします。あくまでも朝日鉱泉が把握している情報ですのでご了承ください。
【2025.6.13 晴 24℃】
快晴で気温もどんどん上がっています。雪解けが進み、増水しています。
各コースの状況です。
●鳥原山コース
朝日鉱泉~鳥原山避難小屋まで雪を踏む箇所はありません。木道から山頂(展望台)へ向かう途中で雪を歩きますが、ツボ足で大丈夫です。展望台では素晴らしいゼブラの朝日連峰を望むことができます。
鳥原山山頂部(展望台)~小朝日岳では、毎年残る北側斜面の残雪が今年もあります。ただ、大雪の割にはあまり例年と変わらない量です。小朝日岳山頂手前で数か所(合計300m程度)歩きます。登りではキックで行くことも可能ですが、下りでは少し傾斜がキツイので、チェーンスパイク、万全を期すなら軽アイゼン、ストックがあると安心です。
小朝日岳~大朝日岳ではこちらも毎年残る水場「銀玉水」前の斜面に多くの雪が残っています。結構な距離(300m程度)は歩きます。こちらもチェーンスパイク、万全を期すなら軽アイゼン、ストックがあった方が快適です。
●中ツルコース
雪を踏む箇所はありません。夏装備で登山可能です。ただ4合目長命水は雪に埋もれています。
●御影森山・平岩山コース
御影森山付近で雪を踏む箇所があります。チェーンスパイク(もしくは軽アイゼン)、ストックがあれば安心です。
どのコースでも虫(ブヨやメマトイ、ハエ他)が非常にたくさんいます。特に山頂付近では多いです。虫よけスプレー、防虫ネットは必須です。忘れると非常に大変な思いをするので必ず持参しましょう。
朝日鉱泉自体の営業は5月より宿泊のみ開始しておりますが、冬期間の大雪の影響で、アクセス道路に損傷等が見つかり、制限がかかったり、通行できなくなったりしているルートがあります。車両で通行できるルートの開通は遅くて6/20(金)(少し早まる可能性あり)となります。詳しくは現在の道路状況を確認ください。
【2025.5.27 曇 14℃】
気温はあまり上がっていませんが、朝日川は雪解け水で増水し、雪解けが進んでいます。ただ、3月~4月の気温が低かったこともあり、残雪の量は今の時期にしてはここ数年では一番多くなっています。少なくとも6月中旬までは残雪も多く、ハードな山登りとなります。アイゼン・ピッケルなども必要ですし、十分な経験と体力が不可欠です。
朝日鉱泉自体の営業は5/3(土)より宿泊のみ開始しておりますが、冬期間の大雪の影響で、アクセス道路に損傷等が見つかり、制限がかかったり、通行できなくなったりしているルートがあります。車両で通行できるルートの開通は6/27(金)前後となります。詳しくは現在の道路状況を確認ください。
【2025.5.17 雨 14℃】
今週辺りからようやく気温が上がり始め、朝日川も雪解け水で増水、にごりも出ており、雪解けが進んでいます。ただ、3月~4月の気温が低かったこともあり、残雪の量は今の時期にしてはここ数年では一番多くなっています。まだ、スノーブリッジのかかる沢もあり、登山道整備も中々進みません。少なくとも6月前半までは残雪も多く、ハードな山登りとなります。アイゼン・ピッケルなども必要ですし、十分な経験と体力が不可欠です。
朝日鉱泉自体の営業は5/3(土)より宿泊のみで開始の予定ですが、アクセス道路が閉鎖されているため、来る場合には10km以上歩くことになりますのでご留意ください。また、道路損傷個所の工事に伴い、冬季閉鎖解除時期も6月中旬以降になる予定です。詳しい情報が入りしだいお知らせします。
2025年度情報 2025.4.20
●朝日川本流にかかる吊り橋の中板は冬期間の雪による破損を防ぐためすべて撤去されました。中板の設置は5月3日頃の予定です
●大朝日岳直登の「中ツル尾根ルート」は朝日鉱泉~2合目の「二俣・出合い」までは沢や川沿いを歩くルートです。急な大雨時には増水により渡渉できない沢もありますので、事前に天候等を確認する必要があります。また、登山道も細く、ロープを使って沢に下りなければならない箇所もあり気が抜けないルートですので、ルート設定時には十分考慮しましょう。距離が短く時間は少なくて済みますが、その分体力と経験が必要な上級者向けルートです。 安全のためヘルメットの着用を推奨します。
●朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。 |
●避難小屋の管理協力費は¥2000/人です。
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