朝日連峰、特に朝日鉱泉登山口側の山情報をお知らせします。あくまでも朝日鉱泉が把握している情報ですのでご了承ください。
【2025.7.21 晴 29℃】
異常な猛暑です。7/20は山形市で37.8℃。7/21は朝日連峰の麓の町で37.0℃で観測史上最も高い気温となりました。野外での活動が危険な暑さで、それは山も例外ではありません。十分な対策、体力、装備で山登りに望んでください。早朝スタート(4:30頃は明るいです)は必須、午前10時頃までは比較的登りやすい気温です。この先の予報でもしばらく晴れが予想され、猛暑が続きそうです。山は涼しいという考え方はもう通用しません。山も暑いです。この暑さでの登山は熱中症や脱水のりリスクが非常に高くなり、正直、お勧めしません。
各コースの状況です。
●全コース共通
すべてのコース雪を踏む個所はなく、夏山装備での登山が可能です。
●水場情報
中ツル直登コースの4合目の長命水は、水場が出て2,3週間ですが、雨が全く降っていないため枯れてしまいました。それ以外の水場は、縦走路も含めて、今のところ給水可能です。
●その他
朝日連峰の夏の迷物、アブ(イヨシロオビアブ、通称コシジロ、メジロ)が川や沢沿いで出始めました。朝日鉱泉からの登山道では中ツルコースのみで遭遇します。
ハエくらいの大きさで、集団でしつこくまとわりつき、刺されるとチクッと痛み、その後かゆみが出て、腫れてきます。毒はありません。特に夕方に多く出ます。対策として、市販の虫よけスプレーはほとんど効果がありません。ハッカ油は多少効果あります。あとは、川沿いでは肌を露出しないことが一番です。防虫ネットも必須です。雨具を着ると刺されません。例年8月のお盆くらいまではいます。車の排気ガスにも寄ってきます。駐車場ではエンジンを切ってすぐに車外に出ず、しばらく車内で待っていたほうが良いです。
冬期間の大雪の影響で、アクセス道路に損傷等が見つかり、制限がかかったり、通行できなくなったりしているルートがあります。車両で通行できるルートは1つだけです。ただし、平日は別の工事の時間規制がありますので、平日の移動を検討している方は、ご注意ください。詳しくは現在の道路状況を確認ください。
【2025.7.20 晴 22℃】
ほとんど梅雨の雨が降っていませんが、例年より早い梅雨明けとなり、6月から続いている猛暑がこの先も続きそうです。天気は安定して良いですが、日中午後からは非常に暑くなりますので、涼しい早朝(4:30頃に明るくなり歩けます)からの行動が必須です。
各コースの状況です。
●全コース共通
すべてのコース雪を踏む個所はなく、夏山装備での登山が可能です。
●水場情報
大朝日岳山頂近くの「金玉水(きんぎょくすい)」、縦走路の竜門小屋の水場含め、すべての水場が給水可能です。
どのコースでも虫(ブヨやメマトイ、ハエ他)がたくさんいます。朝日連峰の夏の迷物「アブ(イヨシロオビアブ)」はまだほとんど出ていませんが、時間の問題です。沢や川沿いに出ます。虫よけスプレー、防虫ネットは必須です。忘れると大変な思いをするので必ず持参しましょう。
冬期間の大雪の影響で、アクセス道路に損傷等が見つかり、制限がかかったり、通行できなくなったりしているルートがあります。車両で通行できるルートは1つだけです。ただし、平日は別の工事の時間規制がありますので、平日の移動を検討している方は、ご注意ください。詳しくは現在の道路状況を確認ください。
2025年度情報 2025.6.15
●朝日川本流にかかる吊り橋の中板は設置され利用可能です。
●大朝日岳直登の「中ツル尾根ルート」は朝日鉱泉~2合目の「二俣・出合い」までは沢や川沿いを歩くルートです。急な大雨時には増水により渡渉できない沢もありますので、事前に天候等を確認する必要があります。また、登山道も細く、ロープを使って沢に下りなければならない箇所もあり気が抜けないルートですので、ルート設定時には十分考慮しましょう。距離が短く時間は少なくて済みますが、その分体力と経験が必要な上級者向けルートです。 安全のためヘルメットの着用を推奨します。
●朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。 |
●避難小屋の管理協力費は¥2000/人です。
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