③狐穴避難小屋~以東岳山頂

◆参考データ

山行ルート

狐穴避難小屋~中先峰~松虫岩~以東岳山頂

ルートタイム

狐穴避難小屋→以東岳山頂:約3時間 

以東岳山頂→狐穴避難小屋:約2時間30分

       (それぞれ休憩時間含まず)

距離

 片道 約3.5km

水場

・狐穴避難小屋…盛夏にはホースで小屋前に引水さ

        れている。

避難小屋情報

狐穴避難小屋


※以東岳避難小屋は破損の為利用できません

 

◆参考行程解説

狐穴分岐道標
▲狐穴小屋手前の以東岳方面への分岐道標

 狐穴小屋(狐穴避難小屋情報)からは一瞬だけもどり、「以東岳方面」の道標に従い狐穴小屋を背に右に曲がります。少し進むと岩場とザレ場になります。このザレ場は山腹にあり、結構な距離と面積がありますが、視界が悪い時には非常に迷いやすいため、岩についているマーキングを目を凝らして確認しながら進む必要があります。特に逆ルート(以東岳→狐穴小屋)で来ている場合には、マーキングを見失うと道のようにできているザレ場を間違ったコースで下りてしまい、谷や崖に進む危険性があります。マーキングの数も少ないため間が空いており、濃霧の場合にはかなり慎重に進む必要があります。面積も広いため要注意です。晴れていれば何も問題はないのですが…。

ガレ場
▲狐穴小屋~中先峰の途中のガレ場。岩についた赤いマーキングを要確認。この時は視界15m程度で、これくらいであればマークを辿れる。
ガレ場
▲同じく狐穴~中先峰途中のガレ場。濃霧で視界5m程度となると、写真中央の赤い◎マークは見えるがその次のマークはすぐには見えなくなる。慎重に進む必要あり。

 ザレ場を過ぎると笹原が広がり、気持ちの良い草原になります。中先峰は全くピークとは感じられないようなところに道標が突如現れるという感じがします。中先峰を過ぎても笹原が続き、本当に気持ちの良い稜線歩きとなるでしょう。このへんではもう眼前に以東岳とオツボ峰の巨大な屏風上の山塊が圧倒的な存在感で立っているでしょう。迫力があります。

 笹原を過ぎ、徐々に岩場の登りになってくると、以東岳およびその手前の通称松虫岩(巨大な岩の塊)が近づいてきます。斜度もありザレ場なので滑りやすく、注意して山頂を目指しましょう。途中からは左奥に以東岳避難小屋も見えてきますが、破損の為使用できません。

 急登を登りきると以東岳山頂です。この山頂からの眺めは本当に素晴らしい!!360°のパノラマで、眼下には大鳥池がクマが両手を広げたような個性的な形で見えます。天気が良ければ振り返るとこれまで辿ってきた縦走路が一望でき、はるかかなたには峰々の間から大朝日岳山頂も垣間見えます。大朝日岳から縦走してきている人には感慨深いものがあるでしょう。変わって、大鳥池を正面にして、右にはグルリとオツボ峰が大鳥池を取り囲むようにめぐり、左には以東岳避難小屋を経て直降で大鳥池に下る登山道が見えます。

以東岳途中の松虫岩
▲以東岳への急登途中の通称「松虫岩」の岩石群
以東岳山頂付近の岩場
▲以東岳山頂付近の岩場。斜度もきついので浮き石に注意し慎重に登りましょう
以東岳山頂より大朝日岳および縦走路を望む
▲山頂より振り返ると縦走路が一望。はるかかなた、左奥には三角形の大朝日岳山頂が見える
以東岳登り途中
▲中央右に以東岳山頂、中央左肩には以東小屋が見える
以東岳山頂
▲以東岳山頂の道標。眼下には峰々が連なります
以東岳山頂から大鳥池を望む
▲中央右には大鳥池。中央左隅には以東小屋。圧巻の景色です!

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