朝日川および支流での渓流釣り

 渓流釣りをされる方には結構知られている「朝日川」。大朝日岳をその水源とし、朝日連峰の水脈として、美しい流れが最上川まで続いています。毎年たくさんの太公望が尺イワナを求めて全国から訪れます。もう何十年も毎年来ている常連さんもいらっしゃいます。


2023年度情報

   禁漁中

 


 


【31cm美しいイワナ!常連さんの釣りを通して感じる人生の楽しみ方】

 雪の非常に多かった今年、6月の水量はやはり例年に比べ多いような気がします。晴れた日の午後は、雪代もだいぶ入り、釣りには危険を感じる増水になることもまだまだあります。

 毎年この時期にご利用いただく常連さんは、その年の水量によって、ポイントを変え、必ず釣果をあげてきます。今回は2泊3日で泊まられ、初日は雨と寒さで思うように釣り自体ができなかったようですが、それでも何匹かあげてきました。そういえば、うちに飾ってある魚拓も令和元年のものなので、「4年くらい更新してないんじゃないですか?そろそろ…」なんて冗談をいっていました。2日目、天気予報はあまりよくなかったものの、日差しも差し込み、一気に気温が高くなり、上々のコンディション。朝食を食べ、お昼には戻る、と行く方向を伝え(一人で来ている方には、万一の場合を考え、登山であればルート、釣りであれば川や方向、おおよその位置などを伺っています)、足早に出発。


  昼前に山仕事から戻るとすでに帰着していて、ニッコリ笑顔で「こっちは小さいほう」と尺はありそうな美しいイワナを見せてくれました。大きい方は31.5cmのイワナで、この時期にしては丸っとしていて、サイズより大きく見えました。昨日の冗談が本当になり、見事魚拓の更新を果たしました。さすがです。

 午後からは庭で持参した炭を使ってじっくり遠赤外線で3時間、釣った魚を焼きます。この瞬間が幸せでたまらないということでした。この常連さんは海釣りもやりますが、渓流はここだけとのことで、仲の良いお兄さんに塩焼きを持って帰ってあげるそうです。我々もご相伴に預かり、ガスの火ではこうはならないなぁという、香ばしい炭の香り、身のしっとりとしながらもしっかりと焼けている食感を味わわせていただきました。ご本人は塩焼きと骨酒を堪能し、本当にご満悦の様子でした。

 幸せの感じ方はひとそれぞれ。この常連さんもつくづく、体力が落ちた、年だなぁとつぶやくものの、年を重ねたら、重ねたなりの楽しみ方があると、この最近のスタイルを気に入って楽しんでいるご様子。大好きな釣りを、昔のようにバリバリと一日中奥まで釣りに行くのではなく、半日程度の釣行を無理のない範囲で楽しみ、半日は釣れた魚を捌いて調理する。夜はゆっくりお酒と魚を味わいながら語らう。傍から見ていても、今を楽しんでいらっしゃるなぁと憧れすら感じます。

 


【朝日鉱泉を愛する人】として、常連の釣りのお客さんの話をブログにて掲載中!ぜひご一読ください。


※朝日川での渓流釣りに関する詳しい情報は朝日川を管轄する【最上

 川第一漁協】のHPにも掲載していますので、併せてご覧ください。

 最上川第一漁協ホームページ


朝日鉱泉宿泊者の釣果(尺イワナ魚拓)

朝日鉱泉に宿泊して釣りをされた方で尺モノを釣り上げた方には、魚拓をとって、食堂に飾らせていただいております。

 宿泊していただいた方には、こちらで持っております情報はお伝えすることができると思います。

朝日川渓流釣りでの35cmの大イワナ
2016年に釣り上げられた、ここ20年で一番のビックサイズ、36㎝のイワナ!
朝日川での渓流釣り釣果。尺イワナ
32cmの良サイズ。

※朝日鉱泉では日釣りの入漁証(¥1,000)も販売しております。